欧州中央銀行(ECB)の<クリスティーヌ・ラガルド総裁>は21日に理事会を開き、11年ぶりに利上げに踏み切る見通しです。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、エネルギー資源や食料の価格が世界的に高騰しています。金融引き締めは景気減速のリスクを伴いますが、歴史的なインフレ抑制に軸足を移します。単一通貨ユーロ安への対応にも注目が集まります。
ユーロ圏19カ国の6月の消費者物価指数は前年同月から(8.6%)上昇しています。(2%)と定める(ECB)の目標を大きく上回り、過去最高を更新しています。
(ECB)は物価高対策として、前回6月の理事会で主要政策金利を7月に(0.25%)引き上げ、9月にも追加利上げする工程表を示しています。
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