<ポスター>(218)『哭悲/THE SADNESS』
6月
2日
『哭悲/THE SADNESS』は人間の凶暴性を助長する謎の感染症が蔓延した台湾を舞台とするホラー映画です。自制心が壊れ、残虐な行為を思いつくままに実行する感染者たちによって街は地獄絵図と化していきます。海外では「内臓を抉られる衝撃」「二度と見たくない傑作」「史上最も狂暴で邪悪」といった評価を受けています。
監督は、本作が長編初監督となるカナダ出身の<ロブ・ジャバズ>が務めています。大のホラー映画好きでもある彼は、様々な名作ホラーからインスピレーションを得て、パンデミックを経験した後の世界で目を背けたくなるような暴力が横行するという、決して絵空事とは言い切れない衝撃的な映画を創り上げました。
そんな本作は、徹底されたゴア描写とスリル満点のストーリーテリングが話題を呼び、ジャンル映画の権威であるシッチェス・カタロニア国際映画祭のMidnight X-Treme部門に正式出品されたほか、ファンタジア国際映画祭では初監督作品を対象とするNew Flesh Award for Best First Feature部門で最優秀映画賞を受賞するなど、各国の映画祭を席巻している作品です。