岩手県出身の児童文学作家<柏葉幸子>が東北の民話を盛り込みながらつづった同名ファンタジー小説『岬のマヨイガ』(2015年9月・講談社刊)をアニメーション映画化した『岬のマヨイガ』が、2021年8月27日より全国で公開されます。
ある事情から家を出た17歳の「ユイ」と、両親を事故で亡くしたショックで声を失った8歳の「ひより」。それぞれ居場所を失った2人は、不思議なおばあちゃん「キワさん」と出会い、岬に建つ古民家〈マヨイガ〉で暮らすことになります。そこは〈訪れた人をもてなす〉という、岩手県に伝わる伝説の家でした。
〈マヨイガ〉と「キワさん」の温もりに触れ、2人の傷ついた心は次第に解きほぐされていきます。そんなある日、〈ふしぎっと〉と呼ばれる優しい妖怪たちが「キワさん」を訪ねて〈マヨイガ〉にやって来ます。
主人公「ユイ」を<芦田愛菜>、「キワさん」に<大竹しのぶ>が声を当てています。アニメ『のんのんびより』シリーズの<川面真也>が監督を務め、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズの<吉田玲子>が脚本を担当しています。
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