日本で初めて軟水醸造法を確立し、吟醸醸造の父と呼ばれた<三浦仙三郎>の実話を基に製作された<油谷誠至>監督の映画『吟ずる者たち』が、2021年11月5日広島県にて先行公開され、2022年に日本全国公開が予定されています。
日本酒造りが盛んな広島の町で日本で初めて吟醸酒をつくった<三浦仙三郎>の酒づくりの思いに触発され、酒づくりの道を歩み始める女性の姿を描いています。
「永峯明日香」は東京で夢破れ、故郷の広島に帰ってきます。「三浦仙三郎」の杜氏の末裔が継いだ酒蔵で育った彼女は、酒づくりに興味はあったものの、養女であったことから実家を継ぐことはそぐわないと、酒づくりを避けて生きてきました。
目標を見失っていた「明日香」は父が家宝とする「仙三郎」の手記を目にします。明治初期、新米酒造家だった「仙三郎」は、醸造中に中の酒が腐る「腐造」に何度も見舞われます。さまざまな逆境の中、腐造を起こさずに安定した日本酒醸造技術の確立に研鑽を重ね、ついに軟水による低温醸造法を導き出します。「明日香」は手記に書かれた、「100回試して、1000回改める」という「百試千改」の思いに強く惹かれていきます。
主人公「明日香」役を、『大綱引の恋』、ドラマ『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』シリーズの<比嘉愛未>が演じています。
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