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- ダウ平均株価(2月4日)@終値3万5089ドル74セント
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落で始まりました。3日夕に四半期決算を発表したネット通販のアマゾン・ドット・コムが急伸し、ハイテク株全般に買い直しが優勢となり、米長期金利が上昇し、金融株が買われたのも相場を押し上げましたが、引けにかけ利益確定売りが出て値を下げ、終値は21ドル42セント(0.061%)安の3万5089ドル74セントで取引を終えています。
取引開始前に発表されました1月の米雇用統計は市場予想を上回る内容でした。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の早期引き締め観測が強まり、米長期金利が上昇。相対的な割高感を意識した売りが高PER(株価収益率)のハイテク株の一角に出ています。
雇用統計では景気動向を映す非農業部門雇用者数が前月比46万7000人増と市場予想(15万人増程度)を大きく上回っています。昨年12月の就業者数も19万9千人の増加から、51万人増と大幅に上方修正されました。失業率は(0・1)ポイント悪化の(4・0%)でした。平均時給の伸び率も市場予想以上となり、米国のインフレ長期化の観測が強まりました。
発表を受け、米長期金利は一時債券価格は安くなる、前日比(0.08%)高い(1.91%)と、2020年1月以来の水準に上昇しています。金融政策の影響を受けやすい2年と5年債利回りも大幅に上昇しています。
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