『泥棒成金』@NHK BSプレミアム
1月
13日
南仏リビエラを舞台に、汚名を着せられた元宝石泥棒が、自分の手口を真似た神出鬼没の宝石泥棒を捕らえるため奮闘する姿を軽快なタッチで描いたラブサスペンスです。
屋根を飛び回る姿から「猫(キャット)」と呼ばれた宝石泥棒の「ジョン・ロビー」(ケーリー・グラント)は、今は足を洗い、仮釈放の身で自由気ままに暮らしていました。しかし、ある時、リゾート地の高級ホテルから次々に宝石が盗まれる事件が発生します。その手口がかつての「ロビー」のそれと同じことから、警察はすぐさま「ロビー」を捕らえようとしますが、身に覚えのない「ロビー」は警察の手を逃れ、独自に調査を開始します。
自分の偽物が狙いそうな高価な宝石をもった金持ちの旅行客に近づき、犯人を捕らえようと考えた「ロビー」は、保険会社の「ヒューソン」(ジョン・ウィリアムズ)の協力を得て、アメリカ人女性の「ジェシー」(ジェシー・ロイズ・ランディス)とその娘で若く美しい「フランセス」(グレイス・ケリー)の2人に近づきます。
しかし、「ロビー」と「ヒューソン」が目を光らせていたにもかかわらず、母娘の宝石が盗まれてしまいます。
「フランセス」役の<グレイス・ケリー>は、『ダイヤルⅯを廻せ!』・『裏窓』に続いて3作連続で<ヒッチコック>作品のヒロインを務めています。アカデミー賞で撮影賞 (カラー部門)を受賞した作品です。