日本女子プロ野球リーグ@無期限休止
12月
31日
(HP)では「重要なお知らせ」と題し、「11年間に渡り、女子プロ野球を応援してくださった皆さまへ 2021年12月をもって女子プロ野球リーグを無期限休止することとなりました。」などと発表しています。
女子プロ野球は2009年に創設されて翌年、関西で2チームによってリーグ戦がスタート。一時は4チーム体制で中部、関東、東北にも展開しましたが、2019年11月のオフにはリーグ所属の約半数にあたる36人が退団がありました。昨季は拠点の京都に3チームを集約し、新型コロナ感染拡大の影響で無観客(一部試合は有観客)でリーグ戦を行っていました。
その後も退団選手が相次いで2月にはリーグが開催できる18人を割り、3月には今季の公式戦不開催を正式発表して7月には所属選手がゼロとなっていました。
女子プロ野球が発足した2009年に全国で5校だった女子硬式野球部を持つ高校は43校に増え、8月23日には夏の全国大会の決勝が甲子園で行われました。さらに西武、<阪神タイガース Women>に続き巨人といったNPB球団も女子チームを発足させるなど、女子野球人口は大きく発展しています。
(HP)では、「これで、私たちの役目は終わったと思います。これからはバトンをお渡しして、私たちは応援する側に回りたいと思います」としています。