ご冥福を祈ります<川口真>さん
10月
27日
東京芸大在学中に<越路吹雪>のバックバンドのピアニストとして活躍。1969年に『人形の家』で本格的に作曲家デビューしました。翌1970年に<由紀さおり>の『手紙』(作詞:なかにし礼)がヒットし、同年、<西郷輝彦>の『真夏のあらし』(作詞:阿久悠)が日本レコード大賞作曲賞を受賞しています。
代表曲としては、<尾崎紀世彦>さんの『さよならをもう1度』(1971年・作詞:阿久悠)や<金井克子>の『他人の関係』(1973年・作詞:有馬三恵子)、<夏木マリ>の『絹の靴下』(1973年・作詞:阿久悠)、<布施明>の『積木の部屋』(1974年・作詞:有馬三恵子)などがあります。
歌謡曲の作曲だけでなく明治「カール」のCMソングも手掛け、編曲家としても活躍し、<山口百恵>さんの「いい日旅立ち」、<テレサ・テン>さんの『つぐない』・『時の流れに身をまかせ』などを担当しています。
米国のバンド、「ベンチャーズ」が作った曲に、日本語の歌詞をのせた『雨の御堂筋』などの「ベンチャーズ歌謡」のアレンジも手がけました。