ダウ平均株価(7月13日)@終値3万4888ドル79セント
7月
14日
終値は、前日比107ドル39セント(0.31%)安の3万4888ドル79セントで取引を終えています。
取引開始前に2021年4~6月期決算を発表した金融のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスの下げが目立ちました。朝方に発表した決算は両社とも1株利益が市場予想を上回っていますが、売りに押されています。中型機「787」で新たな問題が発覚して減産が伝わった航空機のボーイングが売られ(4%)安となったたのもダウ平均の重荷となりました。
取引開始前に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比(5.4%)上昇と、市場予想(5.0%)を上回っています。中古車など特定品目の価格が急騰した影響が大きく、インフレ加速が長期化するとの懸念は高まっていません。米長期金利は発表後に前日比(0.03%)高い(1.39%)を付けましたが、その後は(1.3%)台半ばまで低下しています。