インフレ高進は「一時的」@<パウエル>(FRB)議長
6月
23日
一方、最近のインフレ高進は「予想以上」の事態としつつも、「一時的なものだ」と従来の見方を繰り返しました。米議会下院のコロナ危機に関する委員会で証言しています。
米国では、学校再開の遅れで子育て世代の仕事復帰が進まないなど、労働市場の回復が鈍化しています。しかし、<パウエル>議長は「多くの求人がある。労働需要は堅調で、(コロナの影響は)時間の経過とともに解決していくと期待している」と語っています。
インフレ率の上昇に関しては、活動制限の緩和に伴う旅行需要の拡大や、半導体不足などが主因だと説明。高インフレに苦しんだ1970年代のような状況に戻ることはないと強調しました。