米国から台湾に250万回分の新型コロナウイルスワクチン
6月
21日
ワクチン調達で苦戦している台湾には、日本からも124万回分の英アストラゼネカ製ワクチンが4日に届けられたばかりです。
米国は当初、提供ワクチンを75万回分としていましたが、対台湾交流窓口機関の米国在台協会(AIT)が19日に175万回分を上乗せすると表明していました。中国がワクチン問題で台湾に介入する動きを活発化させていることや、<蔡英文>政権に対する野党の突き上げが続いていることを踏まえた措置とみられます。
<蔡英文>総統は20日発表したビデオメッセージで、「自国も(新型コロナの)感染抑制のために努力している中で、台湾に救いの手を差し伸べてくれた」と述べ、日米両国に謝意を表しています。