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『王の願い ハングルの始まり』<チョ・チョルヒョン>監督

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『パラサイト 半地下の家族』(2019年・監督:ボン・ジュノ)の「キム・ギテク」役を演じた<ソン・ガンホ>が、独自の文字創生のため命を懸けた「世宗大王」を演じる『原題:The  King’s  Letters』が『王の願い ハングルの始まり』として、2021年6月25日より全国で公開されます。

『殺人の追憶』(2003年・監督:ボン・ジュノ>で<ソン・ガンホ>と共演した、パク・ヘイル>が何カ国もの言語に精通する僧侶「シンミ」役を演じています。また王后役で、本作が遺作となった<チョン・ミソン>(1970年12月7日~2019年6月29日)が出演しています。

朝鮮第4代国王「世宗」の時代。朝鮮には自国語を書き表す文字が存在せず、特権として上流階級層だけが中国の漢字を学び使用していました。この状況をもどかしく思っていた「世宗」は、誰でも容易に学べ、書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意します。

「世宗」は低い身分ながら何カ国もの言語に詳しい僧侶「シンミ」とその弟子たちを呼び寄せ、文字作りへの協力を仰ぎます。最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている王の行動に臣下たちが激しく反発する中、「世宗大王」と「シンミ」は新たな文字作りに突き進んでいきます。

監督は、第52回百想芸術大賞(2016年)受賞の『王の運命 歴史を変えた八日間』(2015年・監督: イ・ジュンイク)の脚本を手がけ、本作が監督デビュー作となる<チョ・チョルヒョン>が務めています。
#ブログ #映画 #韓国

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