ダウ平均株価@終値3万4479ドル60セント
6月
12日
景気回復期待から消費関連株に買いが入り、指数を押し上げました。ただ、ダウ平均は過去最高値圏にあり、高値警戒感からの売りも出て上値は伸びませんでした。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、投資家の様子見姿勢も強いようです。
ダウ平均は下げる場面もありました。医薬品・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソンが下落、米食品医薬品局(FDA)がメリーランド州ボルティモアの工場で製造したJ&Jのワクチンに別のワクチンの成分が混合するミスがあり11日、同社の数百万回分の新型コロナワクチンを廃棄するよう求めたのが嫌気されています。
15~16日開催の(FOMC)を巡っては、量的金融緩和の縮小(テーパリング)の議論開始について新たな言及があるかどうかが注目されています。併せて発表される経済と政策金利の見通しについても関心が高く、積極的な売買は慎重でした。