中国独自の有人宇宙ステーションで飛行士の生活・作業空間となるコアモジュール「天和」が29日午前11時23分(日本時間同午後0時23分)、海南省の文昌発射場から大型ロケット「長征5号B」で打ち上げられ、地球周回軌道への投入に成功しています。
宇宙ステーションは、構成パーツを約10回に分けて輸送しながら地球上空400~450キロの低軌道上で組み立てられ、2022年の本格運用開始が見込まれています。運用期間は15年。
日米欧やロシアなどが共同運営する国際宇宙ステーション(ISS)は2024年までの運用継続が決まっていますが、ロシアは老朽化を理由に撤退方針を表明しています。
中国は独自のステーション建設により、宇宙でも米国と競合する姿勢を鮮明にさせます。<習近平>国家主席は29日の祝電で「『科学技術強国』『宇宙強国』建設に向けた先導的プロジェクトだ」と重要性を強調しています。
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