31日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、前日比253円90銭(0・86%)安の2万9178円80銭で取引を終えています。きょうは年度末最終日となりますが、期末株価は前年に比べて(54.2%)上昇で、上昇幅は1万0261円79銭で過去最高を記録しています。
米長期金利上昇への警戒感から前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも昨日までの4営業日で1000円以上値上がりで、いったん利益を確定させようと多くの銘柄に利益確定売りが優勢となりました。
<バイデン>米大統領が31日の演説で巨額のインフラ投資計画を発表するのを控え、様子見ムードもありました。
米投資会社のアルケゴス・キャピタル・マネジメントを巡る「野村ホールディングス」や「三菱UFJ証券ホールディングス」などの金融機関の損失問題も見逃せません。市場では、国内株への影響は現時点では金融株など一部にとどまっていますが、今後は金融市場全体に動揺が広がる可能性が警戒されている模様です。
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