終値2万9178円80銭@日経平均株価
3月
31日
米長期金利上昇への警戒感から前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも昨日までの4営業日で1000円以上値上がりで、いったん利益を確定させようと多くの銘柄に利益確定売りが優勢となりました。
<バイデン>米大統領が31日の演説で巨額のインフラ投資計画を発表するのを控え、様子見ムードもありました。
米投資会社のアルケゴス・キャピタル・マネジメントを巡る「野村ホールディングス」や「三菱UFJ証券ホールディングス」などの金融機関の損失問題も見逃せません。市場では、国内株への影響は現時点では金融株など一部にとどまっていますが、今後は金融市場全体に動揺が広がる可能性が警戒されている模様です。