米商務省が5日発表した2020年の貿易統計によると、国際収支ベース(季節調整済み)の物品取引の貿易赤字は前年比6.0%増の9158億ドル(約97兆円)と、新型コロナウイルス流行に伴う世界的な経済縮小を受け、輸出が大きく落ち込み2年ぶりに過去最大を更新しています。
輸出は13.2%減の1兆4348億ドル、輸入は6.6%減の2兆3506億ドル。輸出額は2010年以来の低水準でした。民間航空機や自動車関連の不振が目立っています。
国別赤字額の上位は中国、メキシコ、ベトナム。日本は7位と、前年の3位から後退しています。
<トランプ>前大統領は貿易赤字削減を掲げて中国からの輸入品の約7割に制裁関税を上乗せしたものの、中国以外を経由した代替輸入が膨らんでいます。 制裁関税を応酬するなど激しい貿易摩擦の要因となった対中国の赤字は10.0%減の3108億100万ドルでした。
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