『フィールド・オブ・ドリームス』<フィル・アルデン・ロビンソン >監督
1月
13日
主人公「レイ」役の<ケビン・コスナー>にとっては『さよならゲーム』(1988年・監督: ロン・シェルトン)に続く野球作品への出演となりました。
広大なトウモロコシ畑を営む「レイ」は、ささやかながら幸せな日々を送っていました。ある春の日の夕暮れ、彼の人生を一変させる〈声〉を聞きます。「畑をつぶして野球場を作れば、彼が帰ってくる・・・」。その言葉から強い力を感じ取った彼は家族の支持のもと、周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧であるトウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を造り上げます。
その後しばらく何も起きませんでしたが、ある日の晩、娘が夕闇に動く人影を球場に見つけます。そこにいたのは「ブラックソックス事件」で球界を永久追放され、失意のうちに生涯を終えた 〈シューレス〉<ジョー・ジャクソン> でした。
アメリカでは第62回アカデミー賞で作品賞、脚色賞、作曲賞にノミネートされています。また日本では、第33回ブルーリボン賞や第14回日本アカデミー賞で最優秀外国語作品賞を受賞しています。