『嘆きのピエタ』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した鬼才<キム・ギドク>の監督作品で、その狂気に満ちた過激すぎる内容から韓国で上映制限がかけられた問題作『メビウス』が、2014年12月6日より全国で公開されます。
韓国のとある上流家庭。夫の不倫に嫉妬心を燃えあがらせた妻は、夫の性器を切り落とそうとするが失敗し、自分の息子に矛先を変えます。
妻は夫と息子を残して家を飛びだし、性器を失った息子は生きる自信さえもなくしてしまいます。息子への罪悪感に苦しむ父は、ある方法で解決策を見出し、息子と新たな関係を築いていきます。
ところがそこへ、行方をくらましていた妻が帰ってきます。全編にわたってセリフを排し、「笑う」「泣く」「叫ぶ」の3つの感情要素だけで、人間の欲望や家族についての壮絶なドラマを描いていきます。夫役に『悪い男』の<チョ・ジェヒョン>、母役に<イ・ウヌ>、息子役に<ソ・ヨンジュ>が扮しています。
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