お茶菓子(423)ういろう(ひとくち/しろ)@青柳総本家
11月
13日
久しぶりにいただきました「ういろう」ですが、棒状の1本仕様の形状ではなく、一つ一つ個別包装されていました。切る手間もかからず、便利になっていました。
「ういろう」は、典型的には米粉などの穀粉に砂糖と湯水を練り合わせ、型に注いで蒸籠で蒸して作られます。穀粉には米粉(うるち米、もち米)、小麦粉、ワラビ粉などが用いられ、砂糖には白砂糖、黒砂糖などが用いられています。小豆あん、抹茶など、さまざまなものが加えられることも多い。室町時代のころから存在する黒砂糖を用いた「黒糖ういろう」が本来の姿と考えられています。
【青柳総本家】は、1879年(明治12年)創業で130年以上の歴史を持つ名古屋の「ういろう」の老舗で、生産量・販売数は日本一です。また個別包装の模様としても印刷されていますが、愛知県名古屋市生まれの<杉本健吉>によりデザインされたトレードマークは、柳に飛びつくカエルをデザインしたもので、<小野道風>の故事(目標に向かって何度でも努力を繰り返す)が由来となっています。