『明智小五郎』シリーズをはじめとした多数の作品群でいまなお高い人気がある推理小説の巨匠であり、戦後は推理小説誌『宝石』編集長としても活躍した<江戸川乱歩>〈1894年(明治27年)10月21日~1965年(昭和40年)7月28日〉が、数え年で3歳から約15年間過ごした名古屋市で、業績をたたえる記念碑が完成し、31日、同市中区の旧居跡(代表的繁華街「栄」の一角)近くで除幕式が開かれました。
<江戸川乱歩>と名古屋のつながりはこれまで注目されることが少なかったのですが、研究者は「多感な少年期を名古屋で過ごした経験が、作品にも影響を与えている」と分析しています。
除幕式では、シルクハットとマント姿の怪人二十面相をモチーフにした高さ約1.5メートルの記念碑がお披露目。「名古屋での体験が、のちの探偵小説の名作執筆へつながっていった」と刻まれ、乱歩と名古屋のつながりを強調しています。
除幕式翌日11月1日(日)から15日(日)までは、企画展「江戸川乱歩と名古屋」が「名古屋市市政資料館」で開催されるとのことです。
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