「シティー・エアバス」完全自律飛行に成功@エアバス・ヘリコプターズ
8月
5日
同機は人員輸送用の遠隔操縦式航空機で、機内にコックピットなしで4人を収容し、最高速度は120km/h、4つのダクトに備えた8発の電動プロペラで飛行します。唯一の欠点は航続距離が約96kmで、15分ほどしか飛行できないことです。
1980年代の人気ハリウッド映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 に登場した「空飛ぶクルマ」の時代は、「未来の2015年」という設定でしたたが、実際には2015年には実現しませんでした。
初飛行は2019年5月に成功していますが、今回は離陸から、一定高度での飛行姿勢の安定、そして着陸までの一連のフライトを、コンピューター制御による完全な自律飛行で実施したという点が特徴です。
最終的には完全な自律的飛行を目指しており、都市間の移動も可能になれば、飛行タクシーを利用した旅行も夢ではなく、まさに夢の乗り物が現実化することによって新時代の大きな開拓に繋がることをエアバス・ヘリコプターズ社は期待、8月末まで様々な飛行試験を行う予定と説明しています。