カイコの糞の蒸留酒@mitosaya薬草園蒸留所
7月
27日
7月26日より、「mitosaya薬草園蒸留所」ウェブサイトなどで、100mlで2200円(税込)、500mlで9,680円(税込)として発売を開始しています。
今回完成した蒸留酒は「SANSHA – Mulberry and Silkworm droppings」と命名されており、素材は、マルベリー(桑の実)、ライススピリッツ、そして蚕沙です。
「カイコの糞」とはかなり衝撃的な素材ですが、古くから漢方として愛飲されてきたものであり、血液の流れを良くしたり、神経痛や関節痛、胃痛に効くとされてきており、本商品では口に入れても問題がないものが使用されています。
完成した商品は、玉露のような奥深いグリーンの見た目と香りが特徴。味は桑の実の滋味深い香りと、ほのかな酸味、さらにはフレッシュが楽しめるといいます。
同商品を手がけた「ANTCICADA」は、桑の実であるマルベリーのブランデーと、桑の葉をカイコが食べたあとの未消化物である蚕沙のスピリッツをブレンドすることで、「桑を通じて生まれた2つの自然物を蒸留酒にした、世界でも類を見ない製品に仕上がった」と太鼓判を押しています。