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『水俣曼荼羅』@<原一男>監督

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『水俣曼荼羅』@<原一男>監督
<原一男>(75)が監督を務めたドキュメンタリー『水俣曼荼羅』が、第23回上海国際映画祭の金爵賞公式セレクションに選出されています。

日本の四大公害病の1つとして知られる水俣病を題材とした本作。アナーキスト <奥崎謙三> の姿を描いたドキュメンタリー『ゆきゆきて、神軍』(1987年)や 『れいわ一揆』 (2019年)などを手がけた<原一男>が、水俣病を巡る人々の生活、学術研究、裁判の様子を15年にわたり撮影し、3年の編集期間を経て完成させました。「昭和の水俣」を記録してきた監督故<土本典昭>に捧ぐ、「平成・令和の水俣」を372分におよぶ3部構成で映し出す壮大な叙事詩になっています。

上海国際映画祭は7月25日から8月2日まで開催。新型コロナウイルス流行の影響で各国の審査員が現地入りできず、審査及び審査会議の実施が困難となったため、今年に限り賞の授与は行わず、各部門で選ばれた最優秀作品を公式セレクションとして発表しています。日本からは 『子供はわかってあげない』 (監督:沖田修一) ・ アニメ映画 『サイダーのように言葉が湧き上がる』 (監督: イシグロキョウヘイ)なども同部門に選出されています。

『水俣曼荼羅』は同映画祭でワールドプレミア上映されます。劇場公開については、未定です。
#ドキュメンタリー #ブログ #映画

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