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ベトナムの地球観測衛星打ち上げ@宇宙航空研究開発機構

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「イプシロンS」で打ち上げられ... 「イプシロンS」で打ち上げられるベトナムの地球観測衛星「ロータスサット1」のイメージ(画像:NEC)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ベトナムの地球観測衛星を日本の小型ロケット「イプシロン」の改良型「イプシロンS」初号機で2023年に打ち上げる方針を発表しています。2023年の打ち上げは「実証機」で、その後は「イプシロンS」の開発と打ち上げサービスを宇宙機器製造会社「IHIエアロスペース」(東京都)に移管する方針です。

「イプシロン」で海外の衛星を打ち上げるのは初めてです。政府は宇宙産業を拡大させるため、低コストなイプシロンを用いて海外の衛星打ち上げ受注の増加を目指しており、今回はその一歩となります。

世界では2020年代後半から小型衛星の打ち上げ需要が急拡大する見通しで、「イプシロン」はこれまで1回で約50億円の打ち上げ費用がかかるなど、他国の同種ロケットと比べてコストが高いと指摘されていました。(JAXA)は具体的な目標額を明らかにしていませんが、2021年に初号機打ち上げ予定の「H3ロケット」と部品を共通化するなど大幅なコスト削減で国際競争力を強化し、市場への参入を図り、年に2機以上の打ち上げを目指すといいます。

打ち上げられるベトナムの「ロータスサット1」は、天候や昼夜を問わずレーダーで地表を撮影できます。NECが打ち上げ費用も含めて約200億円で開発・製造。自然災害や気候変動の影響を軽減する目的で観測します。NECにとって初めての衛星の海外輸出となります。
#ブログ #ロケット #宇宙 #観測衛星

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