南極、過去最高気温観測か?
2月
8日
(WMO)によりますと、観測されたのは6日、南極半島にあるアルゼンチンのエスペランサ観測基地(BASE ESPERANZA,アルゼンチン:南緯63度24分・西経56度59分座標:)にてです。アルゼンチンの気象当局はツイッターで、同基地に置かれた温度計の写真を掲載しています。
(WMO)は、風が山を越え、乾いた熱風が吹き下ろす「フェーン現象」が起きた可能性があると指摘。「状況からして記録は間違いないと思われるが、アルゼンチン側からの完全なデータ提供を受けて精査する」としています。
南極大陸から南米大陸に向かって延びる南極半島は、温暖化が最も激しく進行している地域の一つ。(WMO)によりますと、過去50年で兵気温気温は約3度上昇しており、南極半島西岸にある氷河は過去50年で87%が失われており、ここ12年で特に大幅に減少したとのことです。