謎多き深海生物大王位か開眼目科ダイオウイカ属の「ダイオウイカ」の特別展示が21日、京都市下京区の京都水族館で始まっています。体長約4.8メートル、重さ約140キロの巨大イカは氷漬けされた状態でエントランスに置かれ、「ダイオウイカ」のみ無料で見られます。 同館によりますと、「ダイオウイカ」は世界最大のイカで、発見例が少なく生態はよく分かっていません。20日早朝、京都府伊根町沖の日本海で定置網に掛かり、同日午後に運び込まれました。京都の海の生態系を知ってもらう一環で22日まで展示し、その後は研究のため解剖されます。 展示されている「ダイオウイカ」はほとんど損傷がなく、まじかで観察できるようです。