『不完全なふたり』(2005年・日本:2007年6月30日公開)や 『ライオンは今夜死ぬ』 (2017年)の<諏訪敦彦>監督(59)が、東日本大震災で家族を失った少女の再生の旅を描いた人間ドラマ『風の電話』が、2020年1月24日(金)より全国でロードショー公開されます。
今は亡き大切な人と思いを繋ぐ電話として、岩手県大槌町の海(三陸海岸)を見下ろす丘にある「ベルガーディア鯨山」内に置かれた実在する私設電話ボックス「風の電話」をモチーフに映画化されました。
8年前の東日本大震災で家族を失い、広島の叔母のもとで暮らす17歳の少女「ハル」。ある日、叔母が突然倒れ、自分の周りの人が誰もいなくなってしまう不安にかられた彼女は、震災以来一度も帰っていなかった故郷・大槌町へ向かいます。
豪雨被害にあった広島で年老いた母と暮らす「公平」や、かつての福島の景色に思いを馳せる「今田」ら様々な人たちとの交流を通し、「ハル」は次第に光を取り戻していきます。道中で出会った福島の元原発作業員「森尾」とともに旅を続ける「ハル」は、「もう一度、話したい」という強い思いに導かれ、故郷にある「風の電話」にたどり着きます。
主人公「ハル」を 『少女邂逅』 (2017年・監督:枝優花)の<モトーラ世理奈>(21)、「森尾」を<西島秀俊>(48)、「公平」を<三浦友和>(67)、「今田」を<西田敏行>(72)が演じています。
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