超低高度衛星技術試験機「つばめ」@ギネス世界記録に認定
12月
25日
多くの人工衛星は高度600~800kmを飛行していますが、「つばめ」は、低い高度での運用が可能かどうかを検証する試験機でした。地上に近付くと解像度の高い画像を撮影できる反面、空気抵抗が大きいため高度が下がりやすく、衛星を長期間運用することが難しくなります。
(JAXA)によりますと、「つばめ」は、高度約270キロ・メートルから徐々に降下。今年9月23~30日に高効率のイオンエンジンを使って同167・4キロ・メートルを保ちながら周回した後、超低高度にて飛行を続けて地球観測を行う、世界初の人工衛星として、10月に大気圏で燃え尽きています。