神戸：ファルコンの散歩メモ

楽天は１９日、台湾プロ野球の「ラミゴ・モンキーズ」を買収して２０２０年シーズンから台湾リーグに参入すると発表しています。買収総額は１１億円前後になる見通しだといいます。

楽天は２００８年から台湾で事業展開を本格化し、現在はネット通販や金融などを手がけています。３月に台湾のネット通販大手のＰＣｈｏｍｅオンラインと提携。今夏からは日本の「楽天市場」に出店する事業者の商品をＰＣｈｏｍｅのサイト上で販売しています。台湾で展開するインターネット通販などの事業に弾みをつけたい考えを示しています。

「ラミゴ」は２０１４年から５年連続で台湾球界最多の観客動員を記録している人気球団。２００４年以降６度のリーグ制覇を達成し、昨季まで日本ハム＜王柏融（ワン・ボーロン）＞外野手も在籍していました。楽天は今年２月から３月にかけて台湾遠征を実施し、「ラミゴ」と親善試合も行っています。

日本のプロ野球で同一の企業が複数球団を所有することは野球協約に抵触しますが、海外の球団を持つことは禁じられていません。