<坂井秀至八段>長期休場@関西棋院所属
8月
16日
<坂井八段>は兵庫県三田市出身。灘高校を経て京都大学医学部を卒業し、2001年(平成13年)に京大付属病院の医師になることが決まっていましたが、同年、28歳で関西棋院にプロ入り申請。世界アマチュア選手権で優勝するなどの実績が認められ、飛付五段でデビューしました。
2010年(平成22年)に「碁聖」を獲得。昭和56年に<橋本昌二・九段>が王座を獲得して以来、関西棋院にとっては29年ぶりのタイトルをもたらしました。2016年(平成28年)には産経プロアマトーナメントで優勝しています。
<坂井八段>は「近年納得できる内容の碁が打てなくなり、タイトルを目指して取り組むことができなくなった。若い頃に目指した医師の道に進む予定」とコメントしています。