神戸ご当地(1175)『横尾忠則 自我自損展』@横尾忠則現代美術館
9月
1日
同展は、アーティスト<横尾忠則>をゲスト・キュレーターに迎えた展覧会で、<横尾>が自らの個展をキュレーションするのは、公立美術館では初の試み。タイトルの「自我自損」は「エゴに固執すると損をする」という意味の造語で、その背景には、自らの旧作に容赦なく手を加えて新たな作品へと変貌させたり、同一人物とは思えないほど大胆にスタイルを変化させる、横尾の絶えざる自己否定、そして一貫したテーマである「自我からの開放」があるといいます。
<横尾>が自ら出品作品を選定し、展示プランを考案。1986年頃の作品から最新の作品まで約70点が展示されます。また会期中には、<遊興亭福し満>が出演する寄席(10月19日)や同館スタッフによるキュレーターズ・トークも行われる予定です。