「アメンボ」 は水の表面張力で水面に立つ。脚にびっしりと生えた細かい毛が、水をはじいて滑らかな移動を助けています。この仕組みを模倣した小型の水面移動ロボットが、工学院大学の<鈴木健司>教授らが開発しています。
表面張力の大きさは脚の長さに比例するため、18本に増やして長さを稼いでいます。脚には強力な撥水剤をスプレーで塗布しています。
携帯電話のバイブレーション機能にも使われる小型のモーターを搭載し、脚を振動させて進みます。脚の長さが微妙に異なるのは固有の振動数を変えるためです。モーターの回転数によって動く脚が変わり、直進や旋回を制御できる。水質調査から娯楽用途まで幅広い活用が期待されています。
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