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- 楽法寺に伝わる金剛力士像@鎌倉時代前期に造られた運慶様式
茨城県桜川市の楽法寺に伝わる金剛力士像の修復調査を行っている東京芸術大は6日、同像が鎌倉時代前期に造られた運慶様式であることが判明したと発表しています。
造形的に優れており、運慶・快慶に連なる「慶派」の作品である可能性が高いといいます。
同像は、江戸時代の修理時に施された分厚い朱色の彩色や布に覆われていたため、制作年代などの詳細が不明でした。
今回の修復過程で、12世紀末から13世紀半ばまでに制作され、腰高で足が細く写実的な運慶様式の特徴を備えていることが分かっています。像内からは史学的に貴重な資料である木札や巻物など室町時代の納入品も複数発見されています。
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