長い茎の先端で咲いていますので、風に揺れ、撮影に苦労しましたシソ科タツナミソウ属の多年草【ナミキソウ(浪来草)】です。
名称は、海岸の波打ちぎわに近い砂浜に生育することから、「ナミキソウ(浪来草)」と名付けられています。
高さは40cm程度になり、茎には毛がありシソ科特有の4角です。葉は質が厚く、長楕円形で先は円く、長さ1.5-3.5cm、幅1-1.5cmになります。縁には低い鈍鋸歯があり、両面に少し毛があり、短い葉柄をもって対生です。。
花期は6-9月。花は上部の葉腋に1個ずつつき、一方向に2個が向かって咲きます。花冠は長さ2-2.2cmになる青紫色の唇形で、筒部は長く、基部で急に折れ曲がって直立します。上唇はかぶと形になり,下唇は舌状に開いています。
日本の 「タツナミソウ」 の仲間の中で穂状花序を形成しない のは、本種と「ヒメナミキ」だけです。
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投稿日 2019-05-31 10:09
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-05-31 10:38
ワオ!と言っているユーザー