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- 国内最高齢のニシゴリラ「ドン」亡くなる@仙台市・八木山動物公園
仙台市のセルコホーム ズーパラダイス八木山(八木山動物公園)は20日、国内最高齢のニシゴリラ「ドン」が19日深夜に死んだと発表しています。雄で、推定50歳、人間で言えば90歳代になります。東北で飼育されている唯一のゴリラでした。死因は加齢に伴う多臓器不全でした。
動物公園によりますと、「ドン」はアフリカで生まれた野生の個体で、1971(昭和46)年、推定1歳半の頃にメスの「ローラ」とともにオランダから来園して以来、48年もの長い間、八木山の人気者として、また、国内最高齢のニシゴリラとして、地元仙台はもちろん日本各地から敬愛が寄せられた個体でした。
2007(平成19)年2月に「ローラ」が死亡して1頭になってからも、展示場の木に登ったり来園者に駆け寄ったりと、活発な姿を見せていました。
長年、大きな怪我や病気をすることもなく元気に過ごしてきましたが、昨年の春頃から体調を崩し、加療しつつ経過を見守ってきましたが、本年4月からは食物を口にすることも減り、5月19日の深夜、眠るように亡くなっています。
これで国内最高齢のニシゴリラは、上野動物園で飼育されている推定49歳のメスの「ピーコ」になります。
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