お茶菓子(211)和菓子「こいのぼり」
5月
5日
デフォルメされた「こいのぼり」のようで、頭の部分の意匠でした。
江戸時代に武家で始まった「こいのぼり「鯉幟)」ですが、本来は真鯉(黒い鯉)のみで、明治時代から真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)の対で揚げるようになりましが、昭和時代からは家族を表すものとして子鯉(青い鯉)を添えたものが主流となってきました。
この和菓子も色合いからみて子鯉のようですが、練りきり財規も面白く、上品な「白餡」の味わい、おいしくいただきました。