お茶菓子（１９２）和菓子「桜餅」（３）

各地で桜の開花宣言がきかれる最中、神戸では昨日開花宣言がでています。昨年より４日遅く、平年より１日早い開花でした。本日いただいたお茶菓子は「桜餅」を模した和菓子としての「桜餅」です。

「桜餅」は、桜にちなんだ和菓子であり、桜の葉で餅菓子を包んだもので、春の季語になっています。

「桜餅」の形態は、関東と関西では大きく違い、「関東」で作られている「桜餅」は、「長命寺餅」とも呼ばれています。「関西」で作られている「桜餅」　は、「道明寺餅」または略して道明寺とも呼んでいます。関西では関東風の桜餅を見ることはほとんどなく、単に桜餅といえばこの道明寺餅のことを指しています。

本日いただいた和菓子としての「桜餅」は、関東風の、「長命寺餅」を模したもので、桜の葉が「練りきり」にてつくられ、丸いこしあんが包み込まれていました。