神奈川県箱根町の芦ノ湖で、「海賊船」 を観光船として運航している小田急グループの箱根観光船が2019年2月4日(月)、同湖畔の桃源台船舶工場にて新型海賊船の命名・進水式が行なわれています。
船体横の覆いが外され、「クイーン芦ノ湖」の船名が披露されると、出席者が支綱(船体を支えるロープ)を切断。シャンパンが船体に当たり、くす玉が割れ、海賊船が湖面に進水しました。
「クイーン芦ノ湖」は、1964(昭和39)年から1991(平成3)年まで就航した芦ノ湖の初代海賊船「パイオニア」から数えて7代目の船です。「心ときめくクルーズ」をコンセプトとし、船体は湖面に映える黄金色を採用。JR九州の豪華寝台列車 「ななつ星in九州」 などを手掛けたドーンデザイン研究所 代表の<水戸岡鋭治>さんが、内外装のデザイン設計を担当しています。
船体はジャパン マリンユナイテッドの横浜事業所鶴見工場でブロックごとに造られたあと、トレーラーで桃源台船舶工場に運ばれ、接合をはじめ甲板、客室の組み立て、マストの取り付けなどが行われました。
進水式を終えた「クイーン芦ノ湖」は試運転などを経て、4月に就航する予定です。これにより、1991(平成3)年から就航している現在の海賊船「バーサ」が引退を迎えます。
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