観光客に「訪問税」@イタリア・ベネチア
1月
2日
ベネチア市議会が12月29日に予算案の一部として承認しています。7月から全観光客に対し、上陸時に季節に応じて2.5~10ユーロ(約320~1260円)の支払いを求めます。宿泊の有無は問わず、クルーズ船ツアーで立ち寄る日帰り旅行者も対象となります。
市は新税による歳入を年間5000万ユーロ(約63億円)と見積もっています。<ブルニャーロ>市長は伊紙「レプブリカ」に「歴史地区の清掃代や警備費は長年ベネチア市民が支払ってきた」と指摘。この新措置で「街を清潔に保ち、住民がより快適に過ごせる」と強調しています。
京都市では 「宿泊勢」 を徴収していますが、美観等の維持のための負担は当然かもしれません。