本日のこの日「京都駅ビル」グランドオープン
9月
11日
1877(明治10)年2月に京都駅が開業した当時の駅舎、すなわち京都駅の初代駅舎は赤煉瓦の建物で、「七条ステンショ」とも呼ばれていたそうです。
2代目駅舎は、大正天皇の御大典に併せて<渡辺節>の設計により1915(大正4)年10月に完成。ルネサンス式建築様式による、総ヒノキ造り2階建てで建設されました。しかし1950(昭和25)年11月、失火で焼失してしまいます。
そこで3代目駅舎が急遽建設されることになり、1952(昭和27)年5月に鉄筋コンクリート造り2階建て(一部8階建て)で完成しています。
現在の京都駅ビルは、日本の鉄道駅舎としては異例の国際指名コンペ方式で行われ、新駅ビル設計者には<原広司>、<安藤忠雄>、<池原義郎>、<黒川紀章>、<ジェームス・スターリング>、<ベルナール・チュミ>、<ペーター・ブスマン>の7名の複数の建築家が指名されました。設計審査の結果、<原広司>案が最終案として採用されています。