財務省は7日、天皇在位30年記念貨幣の図柄を発表しました。1万円金貨は、表に鳳凰とキリ、シラカバを、裏に菊の紋章をデザインした。5万枚発行する予定です。11月1日から購入の申し込みを受け付けます。販売価格は金貨単品で13万8千円。 1万円金貨は純金製で重さ20グラム、直径28ミリ。製造費用が1万円を超えるため、政府が額面を上回る価格で販売する「プレミアム型」の記念貨幣になります。 500円の銅貨も500万枚発行し、図柄は表が儀装馬車とキリ、シラカバで、裏は菊の紋章。来年2月ごろから金融機関の窓口で現金と引き換えられる予定です。