火星が31日、地球との中心間が5759万キロまで 「最接近」 しました。「大接近」とも呼ばれる近さで、最接近距離が6000万キロ以下になるのは2003年8月27日以来になります。 国立天文台によると、火星の公転周期は687日で、約2年2カ月ごとに地球に近づくことになります。楕円(だえん)軌道のため距離は毎回異なり、次に6000万キロ以下となるのは約17年後になります。 火星は近づくほど見かけ上大きくなり、4月1日時点と比べ、31日は直径が約3倍に見える。明るさも増しており、9月上旬までは木星よりも明るく輝やいています。