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気になる化石「パレオパラドキシア」

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< 「パレオパラドキシア」の骨... < 「パレオパラドキシア」の骨化石(画像:つくば市) >
筑波大の収蔵庫で約60年眠っていた正体不明の化石が、2300万~1千万年前の海に生息していた大型哺乳類「パレオパラドキシア」の骨化石だったことが、27日までの国立科学博物館や筑波大の調査で判明しています。

「パレオパラドキシア」は「謎めいた古生物」という意味で、約2300万~1000万年前に北太平洋沿岸に生息していました。

科学博物館の生命進化史研究グループ<木村由莉>研究員は「非常に状態が良い化石。筋肉の付き方など、生態を解き明かす大きな手掛かりだ」としています。

化石は長さ約30センチ、重さ約1キロ。昨年6月、収蔵庫の古い木箱に入っているのを、<木村>さんが見つけました。海の哺乳類の太ももだと思われたが、はっきりしませんでした。

他地域で発見された化石と比較し、形状から「パレオパラドキシア」の右後ろ脚の大腿骨であることを確認、発見された地層や、化石に付いていた堆積(たいせき)物の分析から、1600万~1000万年前の化石で、全長3メートルほどの個体だと考えられるそうです。
#ブログ #化石

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