本日6月13日は、大韓民国の「統一地方選挙」の投開票が行われます。投票は平日に行われますので、当日は祝日となります。
ソウル市を始めとする、広域自治体17ヶ所の首長選、また、各地方議員選が行われます。同時に、12の選挙区では、国会議員の再・補欠選が行われます。
<文在寅>政権発足後、初めて行われる統一選挙となり、<文在寅>大統領は、2度にわたる南北首脳会談を実施した実績もあり、支持率が高く、今回の選挙は、与党の圧勝という予想がなされています。
また、今回の地方選挙に合わせて、<文在寅>大統領は、現在の大統領の大きすぎる権限の縮小、そして、任期「1期5年 再選不可」を、「4年に短縮し、再任可能」とする「大統領再任制」の導入などを盛り込んだ憲法改正案の国民投票を目指していましたが、法改正の準備が間に合わず、先送りとなっています。
韓国の大統領は、権限が大きく、それゆえに現憲法では、再選不可とされていますが、、歴代の大統領が任期後に、なにかしらの不正や疑惑を報じられるということが続いています。
前大統領の<朴槿恵>さんの機密情報、資金流用などで4月6日、懲役24年という厳しい一審判決が下されています。3月には<李明博>元大統領が収賄などの容疑で逮捕されています。<全斗煥氏が無期懲役、<盧泰愚>氏が懲役17年の判決を受けている現状をみますと、確かに強力な権限は政治構造上、不正の温床にもなりやすいようです。
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