サッカーのスペイン代表MF <アンドレス・イニエスタ> 選手(34)がJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸に入団した経済効果は今シーズン99億2783万円に上るとの試算を、関西大の<宮本勝浩>名誉教授がまとめています。神戸を中心とした関西への効果が約8割の79億4226万円を占めるとしています。世界屈指のプレーを一目見ようと、多くのファンがスタジアムを訪れ、グッズ販売なども大きく伸びると想定されています。
同選手は年俸約30億円の複数年契約とみられ、試算額には年俸も含まれているとか。
<宮本>教授によると、ヴィッセル神戸の2016年の営業収益(売上高)は約38億6500万円。過去に著名選手がプロスポーツチームに入団した際の営業実績を参考に、2割(7億7300万円)の増収を見込んでいます。
ヴィッセル神戸と対戦する他のクラブも集客力が高まると予想。今シーズンはアウェーだけで約20試合に出場すると仮定し、観客増加数が約7万536人、1人当たりの平均費用を6千円として収入増加額を4億2322万円と見積もっています。
また、同選手の来日で日本サッカー界が一層盛り上がり、グッズ販売などが伸びるとみて約1億円をプラスされています。グッズなどの原材料の売り上げ増加や、関連企業の従業員らの賃金アップによる消費拡大といった数十億円分の波及効果も上乗せされています。
<宮本>教授は「新たなサッカーファンの掘り起こしにもつながる。期待通りに活躍すれば、高額年俸も決して高くないとの評価に変わるのでは」としています
<宮本>教授は過去に、プロ野球阪神タイガースが03年と05年にリーグ優勝した際の経済効果をそれぞれ約1480億円、約640億円と試算。<金本知憲>監督の就任による効果は約42億円としています。
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投稿日 2018-06-04 13:12
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2018-06-04 13:20
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