「第71回カンヌ国際映画祭」@『万引き家族』
5月
9日
『万引き家族』は、<リリー・フランキー>や<安藤サクラ>らが演じる一家が、生きるために万引きを重ねる暮らしの中で、家族を超えた絆を見いだす物語。<是枝>監督は2015年の「海街diary」以来、3年ぶり5回目のコンペ部門出品となります。04年には「誰も知らない」で<柳楽優弥>が男優賞を、13年には「そして父になる」で審査員賞を受賞している。
「寝ても覚めても」は、芥川賞作家の<柴崎友香>の同名小説を映画化。<東出昌大>が一人二役に挑戦し、<唐田えりか>が演じるヒロインと恋に落ちる。<濱口>監督は今回がカンヌ初出品となります。
その他、短編コンペ部門には「だんご3兄弟」などで知られるクリエーターで東京芸大大学院の<佐藤雅彦>教授や映画プロデューサーの<川村元気>さんらが監督の「どちらを選んだのかはわからないが、どちらかを選んだことははっきりしている」が出品されています。監督週間では<細田守>監督のアニメ「未来のミライ」が上映されます。また長編コンペ部門では、<村上春樹>さんの短編「納屋を焼く」を原作とした<イ・チャンドン>監督の韓国映画「バーニング」も上映されます。授賞式は19日(日本時間20日)に行われる予定です。