「さんふらわあ さつま」@フェリーさんふらわあ
4月
27日
新しい「さんふらわあ さつま」は、1993(平成5)年から大阪~志布志(鹿児島県)航路に就航している同名の船を代替します。船の大きさの目安となる総トン数は、従来船の1万2415tから1万3500tにアップ。積載できる車両数は大型トラック(13m換算)17台分増えています。
これにともない、船内中央のパブリックスペースも従来の2.5倍に拡張。壁の丸窓からは海を一望できるほか、吹き抜けの天井にはプロジェクションマッピングが投影され、幻想的な映像と音で彩られます。このほか、バイキング形式で食事を楽しめるレストランは、面積が従来の1.5倍、座席数は2割増の206席に。大きな窓から海を望める展望浴場も1.7倍の広さに拡張されています。
船体は大きくなった一方で、旅客の定員数は、従来の921名から709名へと減少しています。個室タイプの客室が8割以上と、大幅に増えたためです。
一般客室は全5グレード。最上級グレードとなる「スイート」(11室、総員38名)が新設されたほか、これまで最上級だった「デラックス」の部屋も増設され、総員136名から240名となりました。個室はすべてシャワー、トイレ、冷蔵庫付き(スイートはさらにバス付き)。各部屋ごとに空調の調整も可能です。
この新「さんふらわあ さつま」は5月15日(火)の大阪発から運航を開始します。初便は3月15日から予約開始でしたが、半日でほぼ満席に。やはり最上級の「スイート」から予約が埋まったそうです。