神戸残像(106)「六甲山ホテル」閉館
12月
31日
本館は新名称のリゾートホテルとして平成31年の開業を予定。耐震基準に満たず27年に営業を終えていた旧館は、30年春~夏の開業を目指します。改装投資額は未定。
当初、本館は建て替える方針でしたが、大規模改装で対応する。客室数は未定。本館に設ける予定だったスパや多目的ホールは、ホテル敷地内に別棟として新設する。「本業の強みを生かし、多目的ホールなどで輸入車の展示試乗会も開きたい」とのこと。
昭和4年に開業した同ホテルの旧館は、阪急電鉄創業者の故<小林一三>氏が過ごした応接間が当時のまま残されるなど、歴史的建造物としての価値も高い。そのため耐震補強など最小限の改修に抑え、できる限り保存して運用法を検討される方針です。