「東芝のスポンサー降板」@サザエさん
11月
1日
東芝は1969年10月の放送開始から約48年にわたりCMを提供してきました。経営再建中の今年6月、<綱川智>社長が会見で提供について「一定の有効価値がある」と継続の意思を示していましたが、綱渡りが続く経営状況から合理化が避けられないと判断し、広告大手の電通に申し入れたようです。
「サザエさん」は日曜夜に家族がそろって視聴する人気番組で宣伝効果は大きい番組です。後継のスポンサーが見つかれば、18年3月末にも切り替わります。
「サザエさん」へのCM提供は、もともと冷蔵庫や洗濯機といった東芝ブランドの家電製品をお茶の間に広く浸透させるのが狙いでした。しかし、家電市場が頭打ちになった1998年11月に1社提供を終了。さらに、15年には不正会計問題が発覚し、白物家電事業は経営再建の一環で中国企業に売却しています。エレベーターや鉄道システムなどの社会インフラ事業に注力する方針を掲げており、スポンサーを続ける意味合いが薄れていました。
「サザエさん」は1979年に番組最高視聴率39・4%を記録するなど、安定して高視聴率を出す長寿番組として愛されてきていますが、昨年には1ケタ台も記録するなど、視聴率はやや低迷。今年は10%台前半で推移しています。
世代的には、1956年12月2日から放送されていました「東芝日曜劇場」などを懐かしく思い出しますが、この番組も2002年9月までは東芝の1社提供でした。
投稿日 2017-11-01 17:19
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-11-01 17:59
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-11-01 20:18
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-11-01 20:20
ワオ!と言っているユーザー